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交通事故による後遺障害等級認定・損害賠償請求

弁護士法人 みお綜合法律事務所

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高次脳機能障害とは

高次脳機能障害とは

高次脳機能障害とは、事故(脳外傷)や病気(脳血管障害)によって脳が損傷されることによって、脳の認知機能に障害が起きた状態のことをいいます。脳に損傷を負うことによって、感情をコントロールすること、行動の目的を設定すること、実際に何らかの行動を遂行することといった、これまでは当たり前にできていたことが、突然できなくなってしまうのです。

◎認知機能とは
認知機能とは、見る・聞く・触る・嗅ぐ・味わうといった「五感」から、脳が情報を受け止めて、何らかの行動に移すまでの「脳で起こる全ての過程」のことをいいます。脳で受けとめた情報を、以前の記憶と照らし合わせて物事や状況を認識したり、新たな物事を記憶・学習したり、どのように行動すれば良いかを判断し、実際の行動に移したりする高度な脳の働きのことです。

高次脳機能障害の例

高次脳機能障害になると、どのような影響が現れるのでしょうか。たとえば、「目の前の紙に、ボールペンで自分の名前を書く」という行動をするとします。正常な人であれば、「あなたの名前を書いて下さい」と一言伝えるだけで、きちんと名前を書くことができます。

ところが、高次脳機能障害を負っている人の場合は、「ボールペンを手に持ちなさい」「ボールペンのキャップを取りなさい」「紙の上にボールペンを置きなさい」「名前を書きなさい」と事細かに指示を出さないと、何もできなくなってしまうのです。場合によっては、ボールペンや紙がどれなのかが、分からなかったりすることもあります。

このように、考える、理解する、記憶する、行動するといった、あらゆる脳の働きに障害を生じさせるが、高次脳機能障害なのです。